Checkpoint
緊急事態宣言を9都道府県で20日の期限をもって解除、沖縄のみ延長
東京、大阪などの7都道府県では緊急事態宣言→まん延防止等重点措置に移行
飲食店の酒類の提供を条件付きで解禁
緊急事態宣言解除
菅首相は17日、現在10都道府県に発令中の緊急事態宣言について沖縄を除く9都道府県を20日をもって解除すると表明。
このうち東京、大阪などの7都道府県は緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行する。
期間は宣言を延長する沖縄を含めて7月11日まで。
緊急事態宣言からまん延防止等重点措置へ移行する都道府県一覧
北海道、東京、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡
具体的に変わる内容は？
飲食店などの酒類提供の解禁
21日からのまん延防止等重点措置では提供を禁止されていた酒類提供が限定的に解禁となる。
アクリル板などの感染対策ができている事業者では酒類提供OKという限定的な内容ではあるが、飲食店などにとってはかなり助かる話。
しかし地域によっては土日祝は酒類提供禁止など各都道府県ごとに違いが出るようです。
東京
23区、営業時間20時まで、酒類提供19時まで 滞在時間は90分 1グループ2人までならOK
大阪
33市の対象地域は営業時間20時まで 酒類提供19時まで（但し大阪府が交付しているゴールドステッカー交付・申請の店に限り1グループ2名までならOK）その他の地域は21時まで酒類提供20時までOK
兵庫
15市の対象地域は午後20時まで 酒類提供19時まで(国の基準の感染対策をしていることが条件。さらに土日祝は酒類提供禁止)その他の地域では21時まで酒類提供20時まで、全日OK
北海道、愛知、京都、福岡
地域によって営業時間などの違いはあるが、４人以内やアクリル板設置など、各地域ごとに設定された感染対策基準を満たしていれば酒類提供OK
しかし今後の感染状況などにより、知事判断でいつでも酒類提供禁止になる可能性があるということで油断は禁物。
兵庫県だけ土日ダメってクソすぎると思うけどあの知事なら仕方ないか…
飲食店などの営業時間の変更
営業時間はまん延防止等重点措置に移行することで知事が市ごとに細かく要請ができるように切り替えられるので地域ごとによって違いがでる様子。
基本的に中心部の市内では今まで通り、20時までの営業で酒類提供は19時まで。
しかし感染者の数が地域によって偏りがあり、各都道府県ごとに場所によっては２１時まで営業OKとなるところがある。
簡単に言うと県庁所在地など都会な場所は20時まで。田舎は21時までといったイメージ
イベントの人数制限
イベントの人数の制限については政府は大規模なスポーツのイベントなどを行う場合、宣言と重点措置の地域では参加者の上限を5000人としている制限を維持。
一方で宣言などが解除になっても1万人を上限とする経過措置とのことです。
はい。完全にオリンピックへの布石です。
まとめ・感想
酒類提供が少しでもできるようになったのは飲食店としてはありがたいところですね。
ただ営業時間が結局20時のままで19時までの酒類提供ってだいたいのサラリーマンは飲みにいけませんね。
しかも兵庫県の主要地域のみ土日祝は提供禁止なので結局は厳しいままです。
というか兵庫県だけ対応がさすがにクソすぎると思います。はい。
結局は建前だけ解除って感じで「文句ばっかり言うから緩和したよからこれでいいでしょ？」と言わんばかりの感じで形だけとりあえずやってます。って感じなのが否めない。
結局はこの程度の緩和では飲食店や業者さんが苦しいのには変わりなく、このままではさらに協力要請を無視して酒類提供をはじめる店が増えるのを後押ししてるだけのような気がします。
もっと本質的な対策を講じてほしいですね。
あとイベントについては完全にオリンピックに向けて布石をうってきたって感じですね。
別に私は何万人観客いれて開催してもいいと思っているんですけど、結局は国民や企業には酒類提供の禁止など厳しくお願いしておいてオリンピックは特別なんかーい。ってのが反感を買ってるからオリンピック中止派ってのがたくさんいると思うんですよね。
多分、もっと国民によりそってたら国民もみんなオリンピック観たい人も多いし「オリンピックくらいは特別でみんなで感染対策しっかりして観客いっぱいいれて盛り上がろうぜ」ってなると思うんですけどね。
以上、緊急事態宣言解除のまとめでした。
飲食店関係者や卸売り業の方やイベント関係者の方に少しでも役に立てば幸いです。