【兵庫県知事選】誰を選べばいいかわからない人必見!!各候補者の特徴まとめ

金沢 和夫(かなざわ かずお)

神奈川県藤沢市出身。

前兵庫県副知事。

自民党(県議団)と立憲民主党、国民民主党から支援。無所属。

 

「改革は大事でも、守り続けるべきものを守るのも大事です。この正しさを見極める事こそがこれからのリーダーの資質だろう」と発言しています。

現知事の井戸知事の側近で副知事を務めていたこともあり、現知事のお墨付きで知事選へ立候補しています。

発言からも今迄、井戸知事がおこなってきた体制を継続、もしくは現状維持するという立場です。

 

金沢和夫が考えるめざす兵庫像 3つの重点目標(公式HPより引用)

1、コロナ禍を乗り越える「経済躍動の兵庫」

コロナ禍の経済停滞から早期脱却を図ります。地域産業の新展開など、新しいチャレンジがわき上がる兵庫経済をつくります。

 

2、いのちを守り抜く「安全先進の兵庫」

新型コロナ対策に最優先で取組みます。

保健・医療・福祉の体制を充実させるとともに、自然災害に強い防災先進の兵庫をつくります。

 

3、どの人も、どの地域も「ともに輝く兵庫」

誰もが自分の可能性を広げ、生きがいをもって輝ける社会をつくります。
個性と強みを活かし、共に栄える五国をつくります。
参画と協働を深化させ、県民と共に県政を進めます。

 

金田 峰生(かねだ みねお)

兵庫県神戸市長田区出身。

日本共産党国会議員団兵庫事務所長、元兵庫県議

日本共産党から支援。無所属。

 

「これまでの県政は大企業投資に費やしてきた。ここを抜本的に変える」と演説。

 

新型コロナウイルス対応を最優先課題とし、誰もが頻繁にPCR検査を受けられる体制をつくり、「命と健康を守り、暮らしとなりわいを応援する県政に変えたい」と強調した。

 

公約は、県民の命と暮らしを守る

  • ジェンダー平等
  • 全ての人の尊厳を等しく守る
  • 産業、地域を支え、雇用を守る
  • 子どもの未来を開く

の4本柱で構成。

 

医療・福祉では、PCR検査の充実に加え、介護や医療費の負担を軽減する助成制度を拡充する。

2030年までに温室効果ガスを62%削減(13年比)することも掲げた。

 

服部 修(はっとり おさむ)

長野県長野市出身。

合同会社いろは音楽代表。

今回の選挙では支援や推薦はなし。無所属。

 

現在は無所属ですが、2020年の東京都知事選ではホリエモン新党に所属し、N国から推薦されています。

同じく2020年の箕面市長選では無所属でN国から推薦されています。

 

 

「公約はたった一つ。コロナ禍前の元の生活に戻す」と演説。

 

新型コロナウイルス対策に絞り、生活支援の給付金支給や感染予防のためサプリメント配布などを盛り込み、「(コロナ以前の)元の生活に戻す」と訴えた。

 

服部氏は会見で「長引くコロナは災害」と主張。個人や事業者が借金をして生活や事業を続けていると指摘し、「県が借金を肩代わりするべきだ」と述べた。

 

具体的には、緊急特別給付金として、希望者に10万円を支給し、事業者に対して20万円以上の支援を行いたいとする。その財源について服部氏は「試算はしていない。ものすごい額が必要だとは思うが、経済を元に戻せば十分に対応できると思う」と説明した。

 

 

自民党(会派離脱)自民党(県議団)の違いは何?

自民党が候補者を推薦していますが、同じ自民党なのに2人の別々の候補者を推薦していますね。

 

これは文字だけみるとややこしいのですが、簡単に言うと仲間割れです。

 

要は自民党(県議団)は元副知事を候補者にたてることで、今までの井戸知事の体制を続けたい派閥です。

自民党(会派離脱)は同じ自民党だけど違う候補者をたてたいと意見をいったために仲間割れして会派離脱したけど、一応自民党は自民党だよ。って感じの少しややこしい感じです。

 

学校で同じクラス内でAさんとBさんって委員長にしたい人が二人いて、AのグループはAさんを委員長にしたいけどBのグループはBさんを委員長にしたいから意見がわれて、派閥ができた。みたいな感じでイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

 

推薦や支援ってなに?

簡単に言うと政党からのお墨付きって感じです。

 

本当は公認、推薦、支持、支援って分けられていて、一般的には公認>推薦>支持>支援の順番で優劣がつけられます。

まあ基本的には支援でも推薦でも政党からのお墨付きをもらうわけなので少なからず政策や思想がその政党と似たところがあるからお墨付きをもらえるわけです。

一般的には候補者側から『推薦申請』が出されて、審査などが行われてから決定します。

なので政党からって言うよりは候補者がこの政党と考えが似ているからお墨付きをもらおう。って感じの方が近いかもしれません。

指示や支援については申請は特に必要ありません。

 

しかし当然、候補者からではなく政党から話が行く場合もあるでしょうし、一概には言えませんが、支援や推薦といったお墨付きをもらうということは少なからずその候補者はその政党寄りということです。

 

まあどんなメリットがあるの?って感じですが、推薦とかだとその政党からのある程度まとまった票が期待できます。

支援などだと金銭的な支援などが期待できます。実際はおそらく票も期待できます。

 

結局、どこを見て誰に投票したらいいかよくわからない

こういった方も多いと思います。

だって公約とかきれいごと言ってても本当に守ってくれるか不明ですしね。

直接会って話したわけでもなく、良く知りもしない人なので当然の反応です。

 

では、どこを見て投票するか決めるか?

 

というのが大切なのですが、これはあくまで私の持論なので参考程度に思って頂けると幸いです。

 

支援や推薦がある場合はその政党を見る

支援や推薦があるということは少なからずその政党と似た思想や政策だと思っても過言ではありません。

なので支援や推薦をしている政党が今までどのような政策を行ってきたかを調べるのが適切です。

各政党について調べて、「この政党の政策はいいな」と思う政党がある場合はその政党が推薦や支援している候補者を選ぶのもひとつです。

もちろん逆にこの政党の政策は嫌だからこの政党が推薦している人は辞めておこう。というのもひとつです。

 

候補者の過去の出馬履歴や所属、推薦歴を調べる

今回は無所属でも過去にはどこかに所属していた場合や、過去にどこかの政党から推薦を受けていた場合も調べるべきです。

それがわかることで、その人はその政党寄りというのがわかりますし、過去に所属していて現在は無所属の場合は何故、離党して現在は無所属かの理由を調べることでその人がどういった人が少しは理解ができるからです。

 

他にも出身は地元でも実は物心つく前に引っ越してその県にはほとんどいませんでした。なんてのもありますからそういったのも参考にするのはひとつかもしれません。

人間は理由がなければ行動はしません。

例えば兵庫県が地元で生まれ育ったからよくしたい。と演説した人が実は兵庫県には2年しか住んでませんでした。ってなると「え?じゃああの演説はなに?よくしたいっていうのは嘘?」ってなりますよね。

もちろん県を良くしたい気持ちが嘘でない場合もありますが、生まれ育ったからよくしたい。というのは嘘で違う理由があることになります。

その理由を正確に知ることでその候補者がどんな人間か知るきっかけになるかもしれません。

 

我々は選挙権を持って投票して国や県を運営する人を選ぶ権利があります。

だからこそしっかりと調べて人に流されずに自分が思う人に投票できたらいいですよね。

 

そのためにもまずは知ることがとても大切です。

 

以上、兵庫県知事選挙のお話でした。

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